Clinic
診療のご案内
産婦人科
当院は、日本産婦人科学会専門医が、女性のライフステージ全般にわたる健康管理と疾患の早期診断・治療を中心に対応しております。
「大きな病院は敷居が高い」「どこに相談すれば良いか分からない」といったお悩みに対し、かかりつけの婦人科として、また専門病院へのナビゲーターとして、皆様の健康維持をサポートいたします。
月経不順・月経痛(生理痛)・月経前症候群(PMS)
当院でできること
ホルモン検査などを実施し、状態に応じてピル(低用量エストロゲン・プロゲスチン配合薬)などの投薬治療を行います。
がん検診(子宮頸がん・卵巣がん)
子宮頸がん検診では、子宮の入り口の細胞を採取し、異形成やがん細胞がないかを調べます。
経腟超音波検査(エコー)
子宮や卵巣に、子宮筋腫や卵巣嚢腫といった病気がないかを調べます。
妊活・不妊治療
不妊期間(妊活期間)などをお伺いし、初期の検査(一般不妊精査)やタイミング指導など、基本的な不妊治療のご相談に対応します。
妊娠判定
尿検査で妊娠反応を確認します。
当院でできること
超音波検査(経腟エコー)
子宮内に正常に妊娠しているか(子宮外妊娠でないか)、胎嚢、胎芽、心拍を確認します。赤ちゃんの大きさから正確な出産予定日を決定します(妊娠8〜11週頃)。
妊娠初期の基本検査
血液検査(血液型、貧血、血糖、風疹抗体、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、HIVなど、赤ちゃんに影響のある感染症の確認)や子宮頸がん検診などを行います。
妊婦健診(妊娠12週頃〜)
定期的な健診を通じて、母体と胎児双方の健康状態を全般的に評価し、妊娠期間を通じて健康を維持するための包括的なサポートを行います。
当院でできること
毎回行う検査
血圧測定、体重測定、尿検査(尿糖・尿蛋白)、胎児の心拍確認(ドップラー法など)を毎回行い、妊娠高血圧症候群や妊娠糖尿病、早産の兆候がないかを確認します。
超音波検査(経腹エコー)
お腹の上から超音波をあて、赤ちゃんの成長や発育状態、羊水量、胎盤の位置などを確認します。
更年期障害
のぼせ・ほてり・発汗・めまい・イライラといった、加齢に伴う体調変化のご相談に応じます。
性行為感染症
クラミジア、淋菌、梅毒、ヘルペスなどの感染症の検査と治療を行います。おりものやかゆみなど、外陰部の不快な症状のご相談も受け付けています。
避妊・ピルなど
避妊ピル
避妊や月経調整、酷い生理痛の改善をサポートします。
モーニングアフターピル(緊急避妊)
緊急避妊が必要な際、相談の上処方します。
月経調整ピル
旅行・試験に合わせた月経移動のご相談に対応します。
内科・肝臓内科
院内感染対策として、時間的、空間的分離を行った上で1時間におひとりずつ、発熱や上気道症状のある方の診察を行っています。
必要に応じてインフルエンザ、新型コロナウイルス抗原検査や採血を行っています(インフルエンザ、新型コロナウイルス抗原検査は単独でも両方でも対応可能です。)
注意事項
※高血圧や糖尿病などで通院される患者さんと並行して、別の空間で診療するため、上気道症状や発熱がある患者さんの診察は予約制としています。まずはお電話でのお問い合わせをお願いします。申し訳ありませんが土曜日は定期的な通院の方の受診で込み合うことが多いため、原則的に発熱外来はおこなっていません。一度受診されて症状が遷延している方などはお電話でお問い合わせください。
生活習慣病
高血圧・脂質異常症・糖尿病・慢性腎臓病は、初期にはほとんど自覚症状のない、とても身近な病気です。日々の食事や運動などの生活習慣に加え、体質や遺伝的な要素も関係しながら進行し、重症化する場合もあります。そのため、早い段階から病気を知り、無理のない形で向き合っていくことが大切です。
当院の外来で対応している主な疾患
高血圧
血圧が高い状態が続くと、血管に負担がかかり、血管の壁が硬くなる(動脈硬化)原因になります。その結果、脳卒中や心筋梗塞のリスクが高まり、心臓や腎臓の働きに影響を及ぼすことがあります。定期的な血圧測定と、食事療法が基本で、必要に応じた投薬を行うことが、将来の健康を守ることにつながります。
脂質異常症
脂質異常症は、血液中のコレステロールや中性脂肪など、特定の脂質が高くなる状態を指します。高血圧と並び、動脈硬化を進める原因の一つです。
動脈硬化が進むと、心筋梗塞や脳卒中などのリスクが高まります。
治療では、生活習慣の見直しに加え、近年は効果が高く続けやすい薬も選択できるようになっています。
糖尿病
糖尿病は、血糖を調整するインスリンというホルモンの働きが十分でなくなることで起こります。インスリンの分泌が低下したり、十分に働かなくなると、血液中のブドウ糖を体でうまく利用できず、血糖値が高くなります。高血糖の状態が長く続くと、目や腎臓、神経などの細い血管だけでなく、心臓や脳につながる大きな血管にも影響が及び、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まります。また、近年では糖尿病のある方では、一部のがんの罹患率が高くなることも報告されています。血糖のコントロールは、全身の健康を守ることにつながります。
慢性腎臓病
腎臓は、血液をろ過し、体の中の余分な水分や老廃物を排出する大切な臓器です。
高血圧や糖尿病は、この腎臓に少しずつ負担をかけ、機能を低下させる原因になります。また、加齢とともに腎臓の働きの単位であるネフロンの数は自然に減っていきます。腎臓の病気は、かなり進行するまで自覚症状が出にくく、気が付かないうちに実際には病気がかなり進んでいることがあります。そのため、血圧や血糖の管理、定期的な血液検査や尿検査による早めの対応がとても重要です。
当院でできること
当院では、検査の数値だけで判断するのではなく、その方の生活背景や考え方も大切にしながら診療を行っています。生活習慣病の治療は、すべてを一度に変えることではなく、続けられる形を見つけることが重要だと考えています。
高血圧・循環器疾患
血圧測定に加え、心電図や胸部レントゲン検査を行い、心臓や血管の状態を評価します。必要に応じて降圧薬による治療を行い、食事や運動についても無理のない範囲でご相談します。心電図で心房細動が認められた場合には循環器内科へご紹介し、カテーテルアブレーション治療後の経過観察や内服管理も行っています。
また、狭心症が疑われる症状がある場合には、速やかに循環器内科と連携し精密検査や治療につなげます。狭心症、心筋梗塞に対して、カテーテル治療(PCI)を受けられた方についても、抗血小板薬などの内服管理を含めたフォローアップを行っています。
脂質異常症
食事や運動などの生活習慣の見直しを基本とし、必要に応じて薬物療法を行います。
定期的な検査を行いながら、状態に合わせた治療の調整を行います。
糖尿病
血糖値やHbA1c(過去1~2か月の血糖コントロールの指標)は迅速測定を行い、当日の結果をもとに、治療薬の開始・追加・変更を行うことが可能です。
経口薬だけでなく、インスリン以外の注射薬にも対応しています。
インスリン治療が必要と判断された場合には、専門医と連携し、適切に橋渡しを行います。また、合併症予防のため、眼科受診のご案内や、必要に応じて他科へのご紹介も行っています。
慢性腎臓病
血液検査、検尿から現在の腎臓の働きを評価します。軽度の障害の間は、生活習慣の改善が治療の基本(すなわち塩分制限、血圧管理、血糖管理、脂質管理など)です。糸球体ろ過量の高度低下や高度の蛋白尿がでている場合は専門の施設と連携して治療にあたっています。
胆のう・膵臓の役割と病気
胆のう
肝臓で作られた胆汁をためておき、食後に胆管を通じて十二指腸へ送り出し、脂肪の消化吸収を助ける働きをします。
胆石
胆汁成分が結晶化して固まることで作られます。無症状なら経過観察ですが、通り道をふさぐと食後の強い上腹部痛(特に脂っこい食事の後)や吐き気を伴うことがあります。
胆のうポリープ
健康診断などで発見されることの多い胆のうポリープはその多くが良性です。しかし、1cmを超えると悪性の可能性があるためエコーによる経過観察が望ましく、増大傾向があれば専門外科へご紹介します。
膵臓
食べ物を消化する膵液と、インスリンなどのホルモンを分泌する内分泌臓器の働きをします。
膵炎
アルコールや脂っこい食事、胆石などが原因で起こり、膵液によって膵臓自体が消化されてしまうため、激烈な痛みや吐き気、発熱を伴います。重症の場合は入院治療が必要です。
膵がん
膵がんは膵臓から発生するがんで、膵管から発生する膵管がんが約90%を占め、近年増加傾向にあります。早期には自覚症状が乏しく、診断時には進行していることが多いがんです。喫煙、糖尿病、慢性膵炎、肥満、家族歴などがリスク因子とされています。膵がんは予後の厳しいがんとして知られていますが、専門医療機関では内科的・外科的治療の進歩が進んでいます。膵がんが疑われる場合には、多くの治療経験がある専門医療機関へ速やかにご紹介します。
当院でできること
診断・経過観察
胆のうポリープや膵のう胞の経過観察を目的としたエコー検査。
急性症状の鑑別
腹痛に対して、診察・採血・エコーなどから胆石発作や膵炎の可能性がないかを鑑別。
専門医療機関への紹介
さらなる検査(腹部造影CT、MRIなど)や入院加療、専門治療が必要な場合(癌の可能性など)は、速やかに総合病院へ連携・ご紹介します。
胃腸疾患について
嘔吐下痢症(感染性腸炎)
ウイルスや細菌の腸管感染により、下痢、腹痛、嘔吐、発熱などの症状を呈する疾患です。脱水の補正や食事を少しずつあげていくこと(水分→お粥→普通食)、整腸剤などで自然回復することが多いですが、脱水症状が強い場合は点滴を行います。
過敏性腸炎 (IBS)
腸に炎症やがんなどの器質的疾患がみられないにもかかわらず、下痢や便秘、腹痛などの症状が出る大腸の機能的疾患です。ストレスなどの心理的要因が症状に影響することがあります。
逆流性食道炎
胃内容物が食道に逆流することにより、胸やけ、げっぷ、呑酸などの症状を認めます。食生活の欧米化や高齢化などに伴い、患者さんの数が増えている疾患です。胃酸を抑える薬や逆流を起こしにくくする薬の投与、生活習慣の改善指導を行います。
大腸がん
大腸がんは、悪性腫瘍の中で部位別にみると患者さんが最も多く、増加傾向にあるがんです。胃がんに比べると進行が比較的ゆっくりなタイプが多く、大腸ポリープが前がん病変となることがあります。40歳以上の方では大腸内視鏡検査などでポリープの有無を確認しておくことが有用です。現在、悪性化のリスクのある病変に対しては内視鏡的なポリープ切除が積極的に行われています。
ヘリコバクター・ピロリ菌感染による萎縮性胃炎・胃潰瘍
ヘリコバクター・ピロリ(HP)感染は萎縮性胃炎や胃潰瘍の原因となり、萎縮性胃炎は胃がんの母地となる疾患です。HP感染が確認された場合は除菌治療の適用となります。胃潰瘍に対しては投薬を行い、治療前後での内視鏡検査を勧めています。
当院でできること
急性腹痛への対応:
診察(血圧、体温、触診)後、必要に応じて腹部レントゲン検査、腹部エコー、採血による炎症反応測定を行い病態を評価します。症状が強い場合や緊急性がある場合は速やかに総合病院へご紹介します。
過敏性腸症候群
問診や採血で炎症性腸疾患(潰瘍性大腸炎やクローン病)よりも過敏性腸症候群が考えやすい場合には、投薬や生活習慣指導を行います。
便秘・下痢
問診・診察後に投薬や食事指導を行います。症状が改善しにくい場合や体重減少、貧血など悪性疾患が疑われる場合は総合病院へご紹介します。
ヘリコバクター・ピロリ菌検査(HP検査)
保険診療で検査が受けられるのは、内視鏡検査でHP感染が疑われる場合に限られます。当院では健康診断や他院での内視鏡検査結果をもとに血液検査でHP感染の評価を行います。陽性の場合は一次・二次除菌治療(抗生物質と胃酸分泌抑制薬)に対応しています。不成功の場合は三次治療が可能な医療機関をご紹介します。
除菌治療
1次、2次除菌治療(抗生物質と胃酸を抑える薬の服用)に対応。不成功の場合は専門医療機関にご紹介します。
上下部内視鏡が必要な場合
上部内視鏡(胃カメラ)は近隣の検査可能医療機関に当院から予約が可能です。下部内視鏡(大腸カメラ)は検査機関での前処置などの説明、下剤のお渡しが必要で、外来受診に必要な紹介状を作成しています。
がんが疑われる場合
体重減少や貧血を伴う場合、消化管のがんを疑い、速やかに検査予約や治療のできる総合病院をご紹介します。
発熱・感染症について
呼吸器感染症
咳、鼻水、のどの痛みなどを伴う発熱症状のある方に対しては、時間帯を分けて(原則1時間にお一人)、別の入り口から受付を行い、できるだけ待ち時間が少なくなるよう配慮して診察しています。必要に応じて、インフルエンザや新型コロナウイルスの抗原検査を行います(結果は約10分で判明します)。細菌感染が疑われる場合には、抗菌薬による治療を行います。炎症反応検査(白血球数、CRP)は約5分で結果が確認可能です。肺炎などが疑われる場合には、胸部レントゲン検査も行います。
重症と判断される場合には、適切な専門医療機関へ速やかにご紹介・連携いたします。
尿路感染症
頻尿、排尿時痛、下腹部痛などを伴う膀胱炎を含む尿路感染症に対して、検尿検査を行い、必要に応じて抗菌薬による治療を行っています。腎盂腎炎などの重症感染症が疑われる場合には、専門医療機関へのご紹介も考慮します。
腸管感染症
下痢や嘔吐などから感染性腸炎が疑われる場合には、炎症反応検査を行い、症状に応じた投薬治療や点滴を行っています。また、憩室炎や虫垂炎などが疑われ、さらなる精査や入院治療が必要と判断される場合には、専門医療機関をご紹介します。
内科を受診される方のよくある質問
HCV抗体陽性といわれました。私はC型肝炎なのでしょうか?治療の必要がありますか?
HCV抗体が陽性でも、現在C型肝炎にかかっているとは限りません。
抗体は、過去に感染して治癒している場合や、似たタンパクを誤認識した場合にも陽性になります。現在ウイルスが体内に存在しているかどうかは、HCV-RNA(ウイルス量の遺伝子検査)で確認します。当院で検査可能です。
もしウイルスが残っていた場合は、現在は 飲み薬のみで治療ができ、95%以上の方がウイルスを消失できます。ウイルスが消えた状態(SVR)が続くと、その後の肝硬変への進行や肝がんの発生リスクを大きく減らす ことが分かっています。ただし、ウイルスが消えた=肝炎が完全に治った、という意味ではありません。肝臓の状態を確認し続けることが重要で、半年に1回程度の定期検査(血液検査や超音波検査)をおすすめしています。
まずはお気軽にご相談ください。
健康診断で血糖値が高いと言われました。糖尿病の可能性がありますか?
糖尿病は以下の診断基準を用いて判断します。
【診断となるケース】
以下のいずれかに該当する場合、糖尿病と診断されます。
空腹時血糖 126mg/dL以上 または 食後2時間血糖 200mg/dL以上
かつ HbA1c 6.5%以上を同時に満たす場合
血糖値のみの検査で、2回連続して基準値以上となった場合
空腹時は正常でも、食後だけ高くなるタイプ(食後高血糖) の方も増えています。
治療の基本は 食事と運動療法 ですが、必要に応じて 内服薬や注射薬 を併用します。
コントロールが難しい場合は専門外来をご紹介しますので、ご相談ください。
発熱がある場合はお電話で相談と書いてありましたが、直接来院してはいけませんか?
当院では院内感染を防ぎ、発熱患者さんと通常外来の動線を分けるため発熱の方の診療を1時間にお一人ずつ 行っています。
事前にお電話いただくことで、
・できるだけ待ち時間を短縮できる
・必要な検査を迅速に行える
・他の患者さんとの接触を最小限にできる
というメリットがあります。
まずはお電話で状況をお伝えください。スタッフがご案内いたします。
Reserve